ゴドーを待ちながら

言わずと知れたベケットの傑作ではあるが、いまだに理解されたとはいえない。

http://www.youtube.com/watch?v=PmoDMdLoUZw&feature=related

この劇の面白さは、彼らが「待つ」事に全身全霊で抵抗している点にある。
ゴドー(神?)など、待っては、いない、むしろ遭遇を先延ばしにしている。
その真剣さと深刻さが、ユーモアラスなのだ。
ベケットは笑える。
ついでに言うとカフカもだ。「かふか」と打ち込んだら、「過負荷」と誤変換された。妙(名)に納得。