2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧
前原大臣を連日テレビで見かける。 確かに、政界の「郷ひろみ」というのも分かる。 これだけのイケメンが、大臣という権力者でもある。 政治家は、亀井大臣とか小沢幹事長が典型だが、ちょっと不細工なくらいの方が有利な気がする。 化粧品会社のせいとばか…
強固であるはずの自民の地方組織が、アヤシイ。 今回の総裁選挙は記録的な低投票率だった。 下野した以上仕方が無いともいえるが、危機をバネにした白熱の総裁選を期待していたので、「なんじゃ、こりゃ」と思ってしまった。 谷垣氏の「みんなでやろうぜ」に…
鳩山内閣は、内需主導とか言っている。 正直、かなり難しいと思う。 現在、内需主導で経済を運営できている国が存在するのだろうかと考えただけでも「無理」と分かる。 世界的に見れば、日本は「物」が溢れている国だ。 さらに、売ろうと思うと「無理」や「…
谷垣氏優位のまま総裁選が終わろうとしている。 「危機感のなさ」とでも言うものを露呈している。 大敗のショックからまだ立ち直れないまま、自民党は呆然自失状態のように見える。 この調子だと次期参院選にも負け、野党暮らしが板についてくるまで政権交代…
非常に画期的な法律だというばかりでなく、全ての公共事業に適用されれば、政治手法における発明、さらに政治そのものに変化をもたらすだろうと思う。 ありようとしては、金融派生商品のオプションに似ている。 つまり、公共事業をやる予定で予算がついても…
民主党は、自分のマニフェストにより膨大な既得権益を生み出すことになる。 「子供手当て」を手にした親達は、その制度が如何に不合理にものになっても、その権益を守ろうとする。 子供手当ての「減額」、制度の見直し、あるいは廃止に対して「当然」のよう…
自民党と日航は似ていないかと思う。 どちらも実質破産したわけだが、何とかしようともがいている。 かっての栄光は「今は昔」 その栄光がそっくり「負債」としてのしかかる。 日航の場合なら、 一度潰して、有限責任を利用し、借金をチャラにする。 それか…
原因不明の難病といわれる病気がある。 対症療法以外にこれといった治療法もなく、もちろん原因は皆目わからない。 稀な病気なので患者の数も少なく、研究者もいないし、もちろん研究費など誰も出さない。 あっても、物好きが少しやるだけ。 癌や糖尿病のよ…
ご存知とは思うが、北方領土返還を声高に主張する右翼は、基本的には、アメリカの対露政策の手足として機能していた。 しかし、ソ連崩壊後、アメリカのロシアに対するスタンスは変化した。 オバマ以後なおさらだ。 圧倒的国民の支持の元に成立した鳩山内閣は…
八ッ場ダムが中止になるとして、この工事中止と引き換えにどのような補償なり地域振興策を引き出せるかが問われる。 条件闘争だ。 しかし、それだけの「頭」が地域の住民にあるのかという疑問が沸く。 住民が馬鹿だと愚弄したいわけではない。 街をどう作り…
前原大臣は、どういうわけか「日航を潰すわけにはいかない」といっている。 どうも、政府系の銀行がすでに融資をしており、またメガバンクも巨額の融資をしているようだ。 さらなる、出資を外国の航空会社から引き出そうとしている。 これが焦げ付くとまずい…
民主内でも自らのマニフェストに疑問符が出てきている。 これは、当然想定内のことで驚くほどではない。 財界の主張する削減目標に労組も「雇用の確保」という観点から同調しているのだ。 八ッ場ダムについても地元民の反発が強まっている。 子供手当てにつ…
自民党総裁選が始まっている。 河野太郎、西村康稔、谷垣禎一の三氏。 まず、西村はナイ。 最初、谷垣か?と思ったが、今は河野氏だ。 今回の惨敗は、「総括」を必要とする。 「総括」とは、つまり「純化」である。 自民党の再生のためには、この「純化」が…
ここまで書いてわかったことがある。 私には、ある密度以上ある濃度以上ある強度以上の関係は理解できないということ。 心中するほど愛されたこともない。 命に代えても守りたい親もいないし子もいない。 である以上、語る資格はない。 限界を前にできること…
命の恩人に対して我々は、生きている限り最大限の感謝を感じることになっている。 命を与えてくれた親に対してそれ以上の感謝を感じることになっている。 親には、子供を見捨てる選択もある。 そういう意味で、親は子供に対して絶対権力あるいは生殺与奪権を…
ここで唐突ではあるが、「心中」について考える。 この世で果たせない「絶対の愛」を実現する最後の手段としての心中だ。 江戸時代の近松の描く心中は、封建的な規範や秩序を「無視」する。 当然、社会にとってこの「無視」は「危険」なこととして認識される…
介護の呪い、あるいは介護に祟られるとしたら、そこには親の無償の愛とそれを受け入れた子がいるといえる。 そこには、愛に包まれた幸福な親子がまず存在する。 まれな、恵まれた、選ばれた人たちといってもいい。 他人が手出しができないのは、ある意味当然…
無償の愛といえば、宗教ではおなじみだ。 介護が宗教行為に近づくともいえる。 宗教の源泉にこの延長あるいは解体された家族関係とりわけ介護があるともいえる。 稀だが、介護に成功した人が、悟りを開いたお坊さんに似ているのもそのせいだろう。 「死」が…
親の子供に対する愛は、無償の愛ということになっている。 これは、子供の側からすると永遠の負債という性格をもっている。 返しても返しても減らない負債だ。 親を介護したがる子供が進んで落ちるブラックホールである。 これでおしまい、これで十分という…
中年の男が、老いた母親と二人で暮らしている。 母は、認知症を患っている。 二人の生活は母の年金によってまかなわれていた。 男は、決まった仕事がなく、仕事が無いときはパチンコをしたり競馬をしたりしてすごしていた。 男は、母に毎日弁当を買い与えて…
介護がらみで奇妙なゆがみが存在している。 大きく言えば、家族が解体され、社会化される過渡的現象といえる。 過渡期では、現実の状況と意識の間、言い換えれば、親にしてあげたいと思うことと実際出来ることの間にギャップが生じ、そのギャップが時間とと…
介護保険導入以前では、長男の「嫁」に集中して介護の重圧がかかった。責任を一身に受け、しかも報われなかった。 しかし、長い間それは「当然」のこととされた。 長男への自宅の相続、家業の相続、あるいは優先的就職の斡旋(地方公務員、議員への就職とか)な…
同じ親を共有する兄弟、姉妹で親の介護に責任をもつ。 従来は、長男が親の面倒を看ることと引き換えに、家督を継ぐというパターンが典型だった。実際の親の面倒は、長男の嫁がみるという図式だ。 もし、長男が死亡あるいは経済力がない場合は、次男あるいは…
マスコミのヒール(悪役)好きは、今に始まったことではない。 亀田兄弟、朝青龍などいかにも格闘技系の強そうなのが続いた。 酒井法子の場合まったく逆のタイプということになる。 しかも女。 石原真理や沢尻エリカが少しそんな感じだったが、さほど長続き…
最初は、単なる興味本位。 珍しいスイーツや果物を試食するのとそれほど変わらない。 周囲がやっており、ちょっとすすめられるとなかなか断りにくいものだ。 やってみると、これが意外にオモロイ。 値段もさほどではない。 でハマル。 なんかパッとしないな…
拍手しようがしまいが、大したことではないと思う人もいるだろう。 しかし、もし誰かが拍手したら、「他のみんな」から「裏切り者」とみなされ、今後「まともに」付き合ってもらえない可能性が高いとすると、はたして、拍手するだろうか? 優秀な官僚たちが…
企業が多くの雇用を生み出すことは、例え給与水準が低かろうが、不安定だろうが、国益に合致している。 仕事があれば、食っていける。 次に、企業が利益を上げることも、税収が増えるのでこれまた国益に合致している。 税収が上がれば、給付が手厚くなる。 …
楽しい旅の予定が、いきなりハイジャックに遭いどうなることやらと心配でたまらない。 民主の政権奪取をそう感じた人たちがいる。 公共事業関連の人たちの心境はそんなとこだろう。 役人や経団連も似た心境か? ハイジャックした犯人達に最低限求めたいのは…
もっとも注目される財務大臣は、ベテランの藤井裕久議員の起用のようだ。 予想通りで、よかったと思う。 ある意味、財務省にとっても仕事がやりやすいだろう。 族議員に気を使わなくてもいいのは、楽だし、腹案の財政政策を実現させるチャンスともいえる。 …
大企業連合である経団連は、企業活動を効率よく展開するために、企業努力もさることながら、献金を通じて政策立案にその影響力を行使した。 大企業連合の利益追求と「国益」の追求を「同一視」する環境が出来上がっていった。 この「同一視」は、自民党成立…