2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

TPPへの参加をどう考えるか?

経団連を中心にTPPへの参加を推進したいグループと壊滅的打撃を受けるであろう農林漁業関係団体のグループとの対立という極めて分かりやすい政治的対決が表面化している。 市場経済のメリットを享受しつつ、国内の産業も保護しようというのが「理想」では…

負担に見合う給付というのは、一見わかりやすい議論だが・・・

減税とか給付を問題にするとき、負担ばかり増えて「損」という議論がある。 負担の少ない割りに「給付」が多いと「得」で、負担に対して「給付」が少ないと「損」と言う論調だ。 当たり前のように「主張」されている。 社会全体としての「損」とか「得」を問…

北朝鮮を笑えるか?

連日、北朝鮮の世代交代の報道がなされている。 そして、中国のチベット、ウイグル族への弾圧、今回の日本への外交圧力のかけ方、さらに国内の反政府勢力の象徴であるノーベル平和賞にたいする対応をみていて、北の「先軍」思想という軍事経済へと傾斜するの…

ノーベル賞に思うこと。

象牙の塔と言われた、一昔前に比べれば大学も「企業化」したといえるだろう。 象徴的なのは「理学部」の「工学化」とでもいえる現象だろう。 「真理」の追究が「功利」の追求に入れ替わったのだろうか? むしろ、「工学」が「理学化」したというのが実態かもしれ…

小沢は、辞職すべきではない。

今回は、日本の司法風土を見直すチャンスだ。 小沢は、議員辞職する必要も、離党する必要も無い。 「起訴」されただけのことだ。 大体「起訴」だけで騒ぐのがどうかしている。 有罪が確定するまでは、「推定無罪」を徹底させるべきだ。 特に今回の小沢は「シロ」…

為替介入が再び実施されるとすると・・・

9/15日の介入があった。 そして二週間で元の水準に戻った。 ここで、再び介入すると勿論短期的には85円台に戻るだろう。 ドルを売っていた人たちが、買い戻すだろうし、日銀の介入に提灯をつける人がいるからだ。 しかし、介入が一段落すると、一挙に凄まじ…