2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

続アメリカと銃

偽薬を信じることにより、本物の薬として作用する。 ただの水道水でもお肌にいい薬だと信じて塗れば、効く可能性がある。 さらに、「信じたフリ」でさえ薬効がある可能性がある。よく愛想笑いとか、嘘泣きなどというが、脳はその演技と本当の感情を区別する…

続アメリカと銃

偽薬=プラセボは、信じれば効く。 信じない人には、効かない。 例えば、子供は割りと簡単に信じる。 ところが、年を取り経験を積むと人はあまり信じなくなる。確かに効果ありと経験したものだけを信じるようになるのだ。 経験したことの無いことには、「不信…

続アメリカと銃

イエスキリストの奇跡として、wikによると、 「自然奇跡 水をぶどう酒に変える奇跡(カナの婚礼) 嵐を静める奇跡 パンの奇跡(五千人の給食,四千人の給食) 海上歩行 いちじくの木を枯らす奇跡」「いやしの奇跡 王室役人の息子のいやし 中風の人のいやし らい…

続アメリカと銃

現金の麻薬性は、信用構造であり信用構造の本質は徴税能力に依拠している。お札という現象は、「自明」とか「自然」な外見を持っているが実際はそうでもない。地球滅亡とか余命一ヶ月とか言われた時にあらわになるのは、この信用構造の「人工性」だ。 本物の雪…

続アメリカと銃

偽札については、さらに突っ込んでいける。 精巧に作られた偽札は「本物」として流通する。 むしろ、本物のお札自体からして、肝心のモノとしての価値は、例えば壱万円札の原価は 「壱万円券で22.2円/五千円券で20.7円/ 弐千円券で16.2円/ 千…

続アメリカと銃

マルクスは、『ヘーゲル法哲学批判序説』の中で、 「宗教上の不幸は、ひとつには現実の不幸の表現であり、 心なき世界の心情であるとともに、 精神なき状態の精神である。 それは、 民衆の阿片である。民衆の幻覚的幸福としての宗教を廃棄することは、 民衆…

続アメリカと銃

俳優、女優、芸術、映画、宗教もある意味、偽薬プラセボではないか。俳優であれば、本物より本物らしい役柄を演じて十二分に脳を騙してくれる。それどころか、芸術の実践では、架空の人物や状況の創作も盛んなので、実際には存在しない「薬」の効果をあらかじ…

続アメリカと銃

日本薬学会のサイトより、 「プラセボは、色、重さ、味及び匂いなど物理的特性を可能な限り被験薬に似せ、かつ薬効成分を含まない「偽薬」である。患者が薬を使用し症状改善が見られた場合には、その原因としては、医薬品による治療効果のほかに、疾病の自然…

続アメリカと銃

水で酔っ払っていい気持ち。 これは、訓練しだいでどうにかなるような気がしている。 水では味気ないので、ノンアルコールビールがいいかもしれない。 実際、ノンアルコールビールで私は酔っ払ったことがある。 いい気分になる。 疑似餌ではないが、脳が騙さ…

続アメリカと銃

過換気症候群といわれる呼吸障害がある。 なんらかのきっかけで、血中二酸化炭素が多いと判断し、呼吸の回数を増やしてしまう。実際は、二酸化炭素濃度は正常なので、呼吸回数の増加により酸素濃度がまして、血液のphがアルカリになる。これでは、まずいの…

続アメリカと銃

呼吸は、基本的に無意識に制御されている。それは、心臓のコントロールと同じだ。呼吸が面白いのは、歌とか発話などで呼吸を一部意識的にコントロールできるところだろう。 呼吸法は意識と無意識とのモールス信号として使える可能性がある。 豊かな世界では…

続アメリカと銃

メルクの家庭の医学によると、 「通常、呼吸は無意識のうちに行われ、脳幹部にある呼吸中枢によって制御されています。呼吸は、眠っている間も、たとえ意識不明になったとしても、通常は持続します。また、話したり、歌ったり、あるいは自発的に息を止めたり…

続アメリカと銃

クンバカをやり始めて気が付いたのだが、呼吸を止めるというのは「とんでもない事」であるということだ。 死亡フラグ立ちまくりの緊急事態である。 この緊急事態に対して、脳には二つの対処法があるようだ。 一つは、窒息に伴う苦痛を与えて、ちゃんと通常通…

続アメリカと銃

ヨガにクンバカといわれる呼吸法がある。吸って、止めて、吸うを繰り返すものだ。呼吸は、血中の二酸化炭素濃度を体内センサーで検出しながら調整されている。二酸化炭素の濃度が上がると、呼吸は深くなると同時に速くなる。短い時間に多くの酸素を得ようと…

続アメリカと銃

アメリカに象徴されるような豊かさや過剰さに人類が適応できるように、脳内に「配線」をするとする。 一番安上がりなのは、呼吸をする度に報酬系が活性化するような「配線」をすることだ。息をする度に、生きる喜びに満たされる。あるいは、水を飲むたびに報…

続アメリカと銃

中毒は不治の病だと思う。 それを阻止する生物学的な基礎が欠落しており、それを補完する手立てがないからだ。 報酬系も扁桃体も正常に作用しているのだ。 中毒は病ではないといっても同じこと。 環境問題というべきだろう。 改善の手があるとしたら、総量規…

続アメリカと銃

脳の報酬系の役割は、もともとは、生物が生き残るために発達したものだろう。 飢餓状態では、報酬系は合理的に機能する。しかし、ある閾値を超えると、この報酬系は機能しない。むしろ逆に狂ってきて、絶滅への道を歩み始める。 もともと生物として人間は、…

続アメリカと銃

比例関係について補足する。 アメリカでの調査によると630万円の収入までは、「幸福感」は収入に比例する。それ以上に収入が増えても、幸福感は増大しないか無関係というものだ。 逆に言えば、630万以上の収入を求めることは、現金中毒予備軍であると…

続アメリカと銃

中国の軍事費の膨張が止まらない。 治安維持とか宇宙開発とかの準軍事予算も含めれば、実質的な国防費は、すでに世界で一番ではないかと思う。 この強大な軍事力と経済で、アメリカの覇権に取って代わろうということなのだろう。 普通に考えれば、無理なので…

続アメリカと銃

廣松渉の言う「物象化的錯視」の話が思い出される。 人の認識は「関数的、機能的に連関し合っているのであり、それぞれ独立に自存するものではない。この関数的連関から切り離して変数を独立の実体として捉えるところから、いわゆる「物象化的錯視」が生じる…

続アメリカと銃

基本的人権の要である「平等」を薬中やアル中と同列に論じること。 あるいは、砂糖と銃と売買春を同列に論じることは、無謀なことは分かっている。 それぞれの、利害、信条、宗教、価値観でレベルの違いが生じるのは当然だろう。 私は、歴史やら脳科学を都合…

続アメリカと銃

平等中毒の脳は、考える。 ひょっとして、「神」もでっち上げではないか? もはや、畏れるものなど何も無い。 同じ「人」しかいないのだ。 天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず。という「天」もない。 平等に対する絶えざる需要。 平等に対する渇望。 平…

続アメリカと銃

少しおとぎ話をしてみようと思う。 それは、王殺しの話だ。 神が我々の中から一人の男を「王」として、選別した。 神に従うことは、即この王に従うことであり、この王に従うことは即神従うことである。これが「神の正義」である。これ以外に正義はない。 神は…