世襲と戦乱

政治が世襲に向かうのは、競争より安定を政治的には求めたといえる。
一方、「世襲」批判は、安定を求める既得権益集団に対する抵抗とみることができる。
世襲」とは、「実力」よりも「身分」を重視するという意思決定だ。
世襲制」が揺らぐとき、分裂が必然となる。
逆に、分裂を統一するとき、「世襲」は必然化する。
例え時代が、近現代になってもこの構造自体は変わらない。
世襲」批判は、戦いを求める「民」の声といえる。
乱世の予感。
そういう意味で、舛添 要一が面白いかも?
戦国向き?