日本市場

需要に対して供給の過剰という問題。
これに対して、さらなる供給の過剰によって答えようとする。
普通であれば、需要を喚起するとか、供給の制限で望むべき「症状」である。
ほとんど必然的に、無料化へ突き進んでいるというべきだろう。
この動きを先導しているのが、情報分野であることも確かだ。
これは、情報のインフラが整備され、定額制のサービスが可能になり、新たな情報の供給にほとんどコストがかからないという業界の特性のせいだ。
これが現物であれば、100円ショップが限界だろう。
しかし、バーチャルのショッピングモールでアバターに20円の服を買ってやるのと100円ショップで物を買うことに、それほどの違いは無い。
シームレスでバーチャルとリアルが接続している。
一応当たり前のことを確認したい。
この方向の行き着く先がどこなのかが問題だ。