中国とアメリカ

今回の普天間に象徴されるように、極東における中国とアメリカとの軍事バランスは、「現状維持」に落ち着いたようだ。
普天間問題の「見所」は、日本がどの程度「中国寄り」になり得るかという「限界」を中国とアメリカが見極めることにあったと思う。
見直しは「時期尚早」で、「先送り」ということのようだ。
ただ、十年後も「現状維持」と言うことは無かろうと思う。
すんなり、中国が極東の覇権を握るとは考えられない。
少なくとも、中国のバブルの崩壊、中国の政情不安という世界史的変化は、避けがたいと思う。
「恐怖」しか適当な言葉は思いつかない。