米国NRCと東電どちらを信じるか?

米国NRCの見解として、福島一号炉の圧力容器から核燃料が溶け出し、格納容器の底部に落ちているという。
これは、いずれ水蒸気爆発を起こす可能性が高いということでもある。

一方、東電は、圧力容器と格納容器の「健全性」は保たれているという見解だ。
二つの機関の見解は、異なるが、対応は同じで「真水の注水の継続」である。
どちらの見解が正しいのかは、勿論分からない。
ただ、当事者である「東電」の見解を鵜呑みに出来ないということは、言える。
私としては、「水蒸気爆発」を前提にした「対応」を東電は、既に取っていると信じたいが、自分の付いた「嘘」を前提に「対応」しているとしたら、その犠牲者は、「作業員の命」である。

悪いことが起きないような「対策」をとってきた原発である。
しかし「悪いことが起きてしまった」時の「対策」は、「存在」しないというのが、今回の事故で分かったことでもある。

シビアーアクシデントが起きた時、つまり「水蒸気爆発」が起きた時の「対策」は「万全」なのだろうか?

最高に疑問だ!