バドミントン

昨日バドミントンをやった。よくあるパターンなのだが、相手がコートの奥深くにシャトルを打ち込んでくる。プレイヤーには、二つの選択肢がある。アウトと見て何もしない。インと見て打ち返す。どちらとも判断できないことが圧倒的に多い。迷ったら、打ち返すという人もいるだろう。プレイヤーがコート感覚や審判の眼を同時に自分のものにしているかどうかの分かれ道だ。分析心理的に言えば、審判は老賢者、コート感覚はグレートマザーだろう。いいプレイヤーは、この元型を自我のしかるべき場所に組み込んでいる。コーチや監督の判断を組み込むといってもいいし、プロなら観客の視点も大事だ。