バドミントン

ダブルスでも男女ペアの混合ダブルスと男子ダブルスではまるでその様相が違う。男子ダブルスは、基本的に左右に分離しているのに対して、混合ダブルスでは前後に分離しており、原則女子は前衛で、男子は後衛になる。前後に入れ替わりとか左右の交代もあるのが、基本はそうだと思う。
これは、自我とシャドウの関係、自我とアニマに関係といえなくもない。こんなことをいって喜んでいるのは私ぐらいのものではあるが、そう見えるのだからしかたがない!
左右で守備範囲が重複するのだが、それが衝突の原因になることはマレだろう。むしろ、シャドウと自我との間が同じ動きをすることの方が問題だ。自我の守備範囲とシャドウ守備範囲はコート全体を覆いつくす必要性がある。コートとはグレートマザーなので、実は自我の前はアニマの守備範囲であり、シャドウの前はシャドウのアニマの守備範囲と考えると、実は男子ダブルスは分析心理的には4人でコートを守っていることになる。
自分で何を言い出しているのか怪しくなってきたが、バドミントンで緩急の重要さはある程度上級者になれば常識なのでこう書いてみた。
スマッシュで必ずしも決まらないのがバドミントンだ。柔らかいコントロールしたシャトルを繰り出せばやはり強いのだ。
うまい人は、この切り替えが上手な人でもある。つまり前後の切り替えが出来る人なのだ。つまりアニマとの連携がうまく行っているからこその上級者と言える。