予言と呪いの微妙な関係1

一般に、悪しき予言を人は、呪いと思っている。
言うことを聞かないガキどもに、「そんなことしていたら、将来ロクなものになりませんよ。」等とおかあさん方が我が子の将来を「予言」する場合など、そのあたりの予言者よりもその的中率は高く、9割ぐらいの子供は、ロクな大人にならない。
恐るべし母の呪いである。
このように「呪い」というのは、かなり身近でよくある話だということをまず言いたい。
では、普通の「予言」の方はどうだろう。
よい「予言」は、実現するのだろうか?
ここが、実に微妙なのではないかと思っている。