省エネと夜型社会

 不思議といえば不思議だが、何故近代の人間どもは、夜になると騒ぐのだろう。
日も落ち、疲れてもいれば暗くなってもいるのだから早々に寝ればよさそうなものだ。
何を「期待」しているのか?
寒い時は仕事をしない。
暑い時も仕事をしない。
雨が降れば仕事をしない。
こうしたライフスタイルを確立すれば、省エネなどしなくても持続可能な社会ができる。
 何故夜寝なくなったのか?
 人間は夜行性動物なのか?
 近代の人間は、肉体労働から解放され、その余剰エネルギーが人の夜を長くした。
夜寝ないことによって、この余剰エネルギーは消費される。
この余剰エネルギーを消費させるため、更なるエネルギーの浪費が行われる。
仕事の後、スポーツセンターなどで汗をかくといった「健康的」ライフスタイルなど「愚」としか言いようが無い!
端的に肉体労働に励めばよろしい!
近代の行き着く先が、「戦争」というエネルギーの浪費だということを、自覚すべきだろう。
そして、近代は終わってもいないし、終わりそうも無い。
さっさと寝ろ!近代人!