酒井法子容疑者

他にも重要なニュースはいくらでもありそうなものだが、相変わらずの過熱報道が続いている。
放送の現場では、視聴率が取れるのだから、外せないという打算的判断なのだと思う。
それ以上でもそれ以下でない。
朝青龍の時と同じ現象
事の始まりは、ダメな旦那を信じる健気な妻。
次は、精神的ショックで、最愛の子供を知人に預け失踪し、自殺する危険のある妻。
そして、実は旦那と一緒に覚醒剤をやっていたらしいと指名手配された容疑者。
ついに、弁護士付きで出頭する容疑者。
さらに、証拠隠滅と嘘の供述を繰り返し、何とか起訴されないように努力するしたたかな女。
現在進行形。
おそらく、大衆の欲望の行き着く先は、「半落ち」の酒井容疑者を完全に落とし、全てを吐かせ、起訴に持ち込むことだろう。
大衆の欲望が警察の欲望と共鳴している。
面白いといえば、面白いが、エモイワレヌというほど面白くは無い。
これがエモイワレヌほど面白いとすれば、それこそ分析すべき対象だ。
我こそはと思う人は、このエモイワレナサを見事に分析して欲しいと思う。