新市場の創設

企業が多くの雇用を生み出すことは、例え給与水準が低かろうが、不安定だろうが、国益に合致している。
仕事があれば、食っていける。
次に、企業が利益を上げることも、税収が増えるのでこれまた国益に合致している。
税収が上がれば、給付が手厚くなる。
最低なのは、雇用は失われ、利益が上がらない場合だ。
お手上げだ。
次に冴えないのが、企業が雇用を減らし利益を上げる場合と
雇用を維持するが利益を上げれない場合だ。
税収は上がらないか雇用は失われるかの究極の選択ということになる。
もっとも望ましいのは、雇用が拡大し、利益も拡大することである。
当然これが、政策が追求すべき最大テーマだ。
現状がこの「最低」であることは、明白だ。
雇用は失われ、減益だからだ。
売り上げが伸びず、利益が出ず、首を切るしかないという不況下こそ何らかのイノベーションがもっとも必要な時だ。
得てして企業は、不況下でバランスシートのみを重視する。
銀行の融資姿勢を反映しているからだ。
政策的に新需要を生み出し、新市場を生み出すことができればいいことはいい。
例えば、健康市場を育てるために、年間の医者への受診回数が少ない人には、健康ポイントを付与するとかすれば、今より市場は活性化するだろう。
やっぱ、その手の政策いるよな。