薬物中毒とファッションの謎

最初は、単なる興味本位。
珍しいスイーツや果物を試食するのとそれほど変わらない。
周囲がやっており、ちょっとすすめられるとなかなか断りにくいものだ。
やってみると、これが意外にオモロイ。
値段もさほどではない。
でハマル。
なんかパッとしないなと思うとついつい手がでる。
何処にも、犯罪だの破滅だのの気配はしない。
そこそこに楽しい毎日が過ぎていく。
である日涙の会見。
「ごめんなさい、もうしません。」
売人からすれば、いい客だ。
薬物中毒の「怖さ」というのは、この「浅さ」この「軽さ」の中にある。
ファッション性といってもいい。
今のところこのファッション性を実用レベルで全容解明した人はいないと思う。
「風」ともいう。
ま、出来ればノーベル賞モノだろう。