権力と美

前原大臣を連日テレビで見かける。
確かに、政界の「郷ひろみ」というのも分かる。
これだけのイケメンが、大臣という権力者でもある。
政治家は、亀井大臣とか小沢幹事長が典型だが、ちょっと不細工なくらいの方が有利な気がする。
化粧品会社のせいとばかりは言わないが、美を追求するのは女の本能ということになっている。
ここで一つ気になるのだが、「美」をあからさまに追求してもさほど「非難」されないどころか奨励されるのだが、「権力」をあからさまに追求すると「権力の亡者」と蔑まれるのは何故だろう?
一つ考えられるのは、絶世の美女は国を滅ぼすとはいえ、それは精々喩えでしかないが、絶対権力は間違いなく「国」を滅ぼすとはいえないにしても、腐敗させるからだといえる。
「美」の影響力は、個人とその周辺に限られるが、「権力」となるとそうもいかないのだろう。
したがって、権力を求める人たちは常に目立たないことによって、その欲望をカモフラージュする必要がある。
このカモフラージュが行き過ぎると、逆に目立ったりするような気もする。
そういう意味で、前原大臣は、政治家らしくはない。




実に、どうでもいい話ではある!!