消費税を上げるべき!

税収が38兆円を切りそうだ。
タバコ値上げ、子供手当ての所得制限などと姑息な手段で財源を確保すべきではない。
恒久的な財源の確保なら、消費税を上げればよい。
どのみち上げるのだから、今から議論をすべきだ。
経済学の「常識」からは、今消費税を上げる話をするのは「非常識」だろう。
また、政治的にも、タイミングとして「今」ではないという判断もあるだろう。
しかし、必要な財源を手当てするために、消費税を上げるのはまったく「問題」ないと思う。
子供手当てが「恒久的な制度」であるなら、何があっても大丈夫な安定財源を手当てすべきだ。
いつもいつも景気がいいわけではない。
今のように悪い時でも、問題なく機能するからこそ「安心」を供給できる。
この「安心」がこの不況にもたらすプラス効果は、未知数だ。
従来の高度成長により支えられた「安心」と、「高負担」に支えられた「自立」した「安心」とではまるで違う。
言ってみれば、前者が従属的奴隷的「安心」なら後者は「主体的に創造された「安心」である。
過去のデータを振り回す役人達の「いかがなものでしょう?」コールには、断固政治主導で「ノー」といって欲しい。
怖くて誰もいえないとは思う。
何でもありの「亀井」さんなら、これくらい言ってもいいのでは?