住宅版エコポイント導入賛成!環境税反対!

住宅版でもエコポイント制を導入するようだ。
実に結構なことだと思う。
しかし、私は環境税には、反対だ。
これは、タバコの増税反対と同じ論理。
増税は、消費税を上げることにより調達すべきだと思う。
減税は、ポイント付与で、増税は消費税でやる。
この二本立てで、政策を実現するよう誘導するのが政府の役目である。
実にシンプルだが、常に市場の評価を間に挟んでいるので、きめ細かく対応できるところがよい。
エコポイントで節約生活をするということが、そのままあるべき世界を形作ることに寄与するところが、イイ。
何を作るかという供給側に働きかけるのでなく、何を買うかという消費側に働きかけるのだ。
消費を中心に政策を組み立てる。
地産地消ポイント」なんか、環境税よりはるかに気が利いている。
エコポイントは期限付きなので、既得権益化しにくく、経済実体に応じて柔軟に時期設定できるのもいいところだ。
例えば、社用で「安心」して美味しい酒や料理を食べるのは幸せかもしれない。これは、高度経済成長のころならあるべき「安心」のカタチかもしれない。
しかし、そんな余裕は会社にも国にもない。
むしろ、自腹でできる範囲の贅沢をするのが、はるかに「安心」ではないか?
いつまでも「ゴチ」になろうという根性は、持続可能ではない!
それが、20世紀の教訓だ。