次期戦闘機が第五世代F35になりそう?

現在、世界の制空権を握っているのは、アメリカである。
最新鋭スティルス戦闘機F22は、まさに一騎当千の戦闘機で、空の「透明人間」の発明に成功したことを実証している。
このスティルス戦闘機はレーダーに検出されない。
だから、この戦闘機は世界中の空を誰にも邪魔されずに、飛ぶことができ、あらゆる標的を攻撃する能力がある。
当然、同盟国である日本としては、このF22の導入を求めたが、アメリカから軍事技術の拡散防止を理由に拒絶された。
現在、世界の空は、軍事的にはアメリカの空なのだ。
夢の希望もないことをいえば、軍事的な空以外の空は存在しない。
日本には、空がないといえる。
これは、経済苦境のアメリカにとって、切り札なので、そう簡単に日本に渡すわけはナイ。
日米同盟といっても、この程度であることを知っておくのは重要だ。
「軍事機密」は、死守しなくてはならない「命綱」だし、「力の源泉」であり、「富」でもある。
面白いのは、軍事技術は技術ではあるのだが、「公開」されないので、色々な技術者がその技術にアクセスできない。そのため、技術の進歩としては、イビツな進化を遂げている可能性がある。
例えば、日本の民生技術の潜在的技術を応用すれば、飛躍的な改良や発明が起こりうる。
しかし、その可能性は、アメリカにとって「得」だろうか。
現在の制空権の「優位」をなるべく長く「維持」するためには、むしろ「秘密」にしておくことが「得」だと判断される。

「金融」的な技術と同じ事情が、「技術の公開」を躊躇させている。

「当たり前」だが、面白いことだと思う。