個人を強化する

全体主義というのは、個人の孤立化をすすめることにより、強化される。
強い個人というのは、ネットワークが強いと考えれば、個人/孤立 ネットワーク/全体という枠で考えるとよさげ。
従来の、個人と全体を対比させるのは、おかしいことになる。
チームのために、個人が犠牲になるといったお話もアヤシイ。
国のため、個人が犠牲になるという話もおかしい。
個人が犠牲になることにより、個人は孤立化し、全体化される。
孤立をネットワーク化することにより、個人化され、全体化を阻止する。
どうもこのあたりに、混同というか混同の政治学が働いている。
個人が強くなるに従い、全体に対する脅威が増す。
したがって、個人を孤立化させる手段としてこの混同が政治的に利用される。
混同の手段として、国民栄誉賞みたいなものが発明される。
しかし、ネットワークととりあえず命名したが、正体不明だ。
流行っているからちょっと使ってみたといった程度。