個人を強化する

友達が一杯いれば、強い個人になれるのかな?
友達の数の問題でもなさそうだ。
イメージ的には、この指止まれといって指を上げれば、四、五人の人が自主的に集まってくるということだろう。
権限とか肩書きとかは、関係ない。
あまり適切な例ではないが、ネット心中の呼びかけで何人かが集まって、集団心中などをするときのイメージが私の「個人」のイメージに近い。
一人で死ねば、孤立した死だし、無差別殺人に走ればやはり孤立化した個人を想定する。
そういう意味で、ネット心中やネットで犯罪の共犯者を募集するとかいった現象は、ネットワークの方の病理として扱うのがよさそうだ。
同じ自殺でも、孤立型とネットワーク型がある。
どちらも病理的なので、一緒に扱うが何となく区別した方が建設的な気がする。
「ネットワーク」が「全体」と比べて、良いとか安全ということはなく、むしろより残虐にもなれば、より始末が悪くなることあるということでもある。