得体の知れないモノ

終わったはずの出来事が、場所と時間を飛び越えて再び繰り返される。
そういう目に何度か出会うと、「得体の知れないモノ」をその出来事の背後に感じてしまう。
絶対にその姿を人目に晒すことの無いにもかかわらず、常にその濃密な気配だけは感じる。
気にしないでおこうと思っても、何となくその「穴」に吸い込まれそうな危険を感じたりもする。
何か「病名」でも付けば安心するかもしれないが、体はいたって健康、食欲もある。
精神的にもそれなりに充実しているので、いわゆる病気ではなさそう。
「これって、初めてじゃないよね」
と思うことが、多すぎる。
年を取ったということなのか?
それとも、何かの前兆?
ワカラナイ 
ワカラナスギル
キミはイッタイダレ?