二人の財務副大臣は、更迭すべきだ!

二人の副大臣が、相次いで子ども手当ての満額支給について悲観的な見通しを語っている。
事実として財源の手当てが難しいのは、当然だ。
不況による税収の落ち込みは、想定外ともいえる。
だからといって、安易にマニフェストの目玉の「子ども手当て」を削るなどといっては、ならない。
何度もいうように、子ども手当ては普通の意味での「給付」とはその性格が違う。
働く母親が専業主婦を上回るようになった状況からほとんど歴史必然的に発生したマニフェストだ。
1946年の婦人参政権が、初めて政治的な成果を挙げたのだ。
後戻りすることは、考えられない。
自民党も政権に返り咲きたいなら、飲まなくてはならない政策といってもいい。
その重さをこの民主のバカな副大臣は、財務官僚の鈍感さそのままに発言をする。
歴史的なセンスというものを欠いた政治家は、消えるべきだ。
もっとも、「消費税を上げ」る状況作りのためのコメントと解釈できなくはないが、それにしても財務副大臣ともあろう連中が、この軽さではいただけない!