マドンナ、女刺客、小沢ガールズ、自民女子

土井、小泉、鳩山、そして谷垣と政権維持あるいは奪還を目指す以上、有権者の半数を占める女性票の行方は気になるところだ。
しかも年々その比重を重くしていることも確実だ。
いかに女性票を獲得するかが、権力を維持するために重要かを示している。
婦人参政権が認められてもそれは長らく形式的なものであり、実質的な決定権は男の一部によって担われてきた。
ところが、ここへきてそうもいかなくなってきたのだ。
外で働き、子どもを育てる女の政治参加が抑えようもなくなっている。
必然だ。
働き、税金を納めている以上、口を出すのは自然だ。
いかに取り込み、いかに懐柔あするかが大問題になっている。
自民ガールズのメンバーが、どうもタレント候補の域を出ないのは、いただけない。
ここは、小池百合子自民党総裁するというぐらいのインパクトが必要だろう。
そうなれば、民主も蓮舫を目立たさざるを得なくなる。
日本でアメリカより早く最高権力者が女になるというのも中々面白いと思う。
歴史は、反復の部分と不可逆的な部分で出来ていると思うようになった。
婦人参政権などは、不可逆的な部分がもっとも強く出ていると思う。
もっとも、資本の論理としての安い労働力の担保というのが不変のエンジンではある。