鳩山は普天間で辞任すべきか?

もっぱら、鳩山の指導力の無さに帰着させる「決まり」でもあるのだろうか?
どうもマスコミではそうすることに、決めたようだ。
鳩山を擁護するつもりは無いが、極東における「正確」な軍事的緊張を測定することは、「誰にも」出来ない。
外交的力関係の正確な見極めも誰にもできない。
強いて言えば、有力なシナリオとさほどでもないシナリオがあるだけの世界だ。
つまり、鳩山の「腹案」とやらをオバマが呑めないとすれば、鳩山の指導力不足ではなく、それはもっぱらオバマの人気が凋落しつつあるということにある。
強いアメリカを演出するためにオバマは鳩山の首を利用する可能性が高いということだろう。
普天間問題とは、沖縄の問題でもなければ、鳩山の総理としての資質の問題でもなく、オバマの再選戦略の生み出した偽の問題なのだ。
もっぱら、アメリカの国内問題だと思う。
非難すべきは、誰だか明白だろう。
日米関係の重要さを認識せず、自分の人気取りしか考えないオバマその人の無能さである。
北朝鮮の脅しが効いているせいで、アメリカは日本の世論の誘導に成功しているように思う。
喧嘩の上手い奴にはカナワナイ!!