小沢、起訴相当

小沢は「起訴相当」と判断された。
殺人対する時効の廃止。
裁判員制度による厳罰化。
不寛容の「波」が、湧き上がっているように思う。
プロ達の判断が、知らない間に国民から遊離していたようだ。
犯罪学を少しでも齧ってみれば、「犯罪」が「犯人」への処罰により完結するとは、信じれなくなる。
しかし、現実には、犯人は特定され、厳罰に処される。
とにかく、隔離する。
それで不十分なら死刑。
しばらく「安心」「安全」が確保されればいい。
この国の人が、そう考えているということだ。

私は、こうした「不寛容」を「犯罪的」だと思う。
我々は、犯罪者からそれほどかけ離れた存在だろうか?
天使の気分。
想像力の欠如といえば、それまでだが。
なんでこんなことになっちゃったのかなーと思う。