「小沢幹事長には、このまま頑張ってもらいたい。」

とのことである。
谷垣自民党総裁の言葉ではない、「不起訴相当」の鳩山首相のお言葉である。
小沢に居座ってもらって、一番得をするのは｢誰か？」を考えれば、｢小沢が辞任するかしないか」ではなく、｢時期｣の問題な気がする。
鳩山のこの慰留により｢党にこれ以上の迷惑はかけられないという｣セリフを小沢が吐きやすくなったことは間違いない。
鳩山の｢真意」がその辺りにあるのは、間違いない。
やっぱり、インパクトがあるのは参議院選挙直前のタイミングでの小沢辞任カードだろう。
｢新党カード」で｢小沢辞任カード」は温存できるのかなと思ったが、検察審査会という意外な伏兵が出てきた。
小沢があれだけ検察批判をしたのだが、さすがに｢検察審査会」を表立って批判はできないところが、オモロイと思う。
小沢としては、今度は、検察に頑張ってもらって、何とか｢不起訴」にしてもらいたいところなのかもしれない。
ジェットコースターだなーー。