社民切りは、民主に有利か?

民主が社民を普天間の問題で切ると言うのは、得策ではないだろう。
明らかに「筋」としては、社民の方が通っている。
政治において、「大義名分」は最も重要である。
また、民主内の社民に近いグループも動揺することは間違いない。
社民に対してだけ、妙に「強気」に出るのは、滑稽で、首相の「決断力」の演出としては最悪、弱い立場の者にだけ「虚勢」を張っているようにしか見えない。
アメリカから「なでなで」してもらうために、何でもするのかと思われては、マズカロウと思う。
今は、社民を切るタイミングではないように思う。
次の参院選挙で負けた場合、過半数を得られる相手との連立と社民との連立解消というセットでも遅くはなかろうと思う。