菅、小沢会談決裂!

結局、直接対決になった。
菅が人事のフリーハンドにこだわったということのようだ。
民主が分裂しないという「感触」を菅としては、手に入れたかったのだろうと思う。
国民注視のなか、選挙回避に動いた「鳩山」は、馬鹿に見える。
鳩山の「友愛」が、ボス政治とか談合とか密室政治と相性がいいということを証明している。
鳩山と小沢は最初から同じ体質を共有しているのだろう。
前原に代表される勢力は、「選挙」志向が強い。
民主としては、党首選もさることながら、次期衆院選挙の方が気になるのだから、国民の関心を引くチャンスを「談合」で潰すのは、愚策に思えるのだろう。
私もどちらかと言えば、前原の意見に賛成だ。
民主の党員、サポーター、地方議員、中間様子見派が、次期衆院選挙の「顔」としてどちらが良いか判断することになる。
小沢ガールズや一年生議員達が、オートマチックに「小沢」に吸引され、自己の判断を放棄していくのを、滑稽に感じる。
「御恩」と「奉公」、「仁義」などがいまだに健在なのだろう。
しかしそれをいうなら、「天命」や「大儀」という言葉も復活させるべきだろう。
「野合」と「同盟」とはその辺が違うと思う。