米原子力委員会が一号炉の爆発を危惧!

米原子力委員会は、東電に一号炉の水素爆発の危険性を指摘し、窒素ガスの封入をアドバイスしたそうだ。
もともと、格納容器には窒素ガスが存在していたのだが、漏れてしまったようだ。
窒素ガスの封入によって、圧力が増す危険もあるが水素爆発よりは「マシ」という判断である。
一号炉は、既に空焚き状態で溶融した燃料が格納容器に底に溜まっている可能性がある。
作業員によると、原子炉のある建屋に近付こうとすると、放射線の計測器の針が振り切れてしまうそうだ。
現場の人たちは、「消耗」している。
冷却装置の作動までは、あまりに遠い道のりのようだ。
むしろ、遠すぎる話だと思う。

作業中に「爆発的事象」が起きた時に、一体誰が作業員の生命に責任を持つのだろうか?
「想定外」の事態で、「しかたがない」とでも言うつもりだろうか。
ほとんど時間の問題でしかないのではないか?
溶融した燃料が、格納容器の底を抜くのは!

我々の目の前でこのような危険作業に、人の命を「賭ける」ことなど許されるべきではない。

やはり、逃げるべきだ。