三号炉が一番心配!

政府の責任者の発言である。
初めて、意見が一致した。
給水量が三倍の18トンになっても、大した温度低下は実現できていない。
二つの可能性がある。
そもそも圧力容器に一部しか水が入っていない。
あるいは、圧力容器の底に穴が開き、水が漏れている。かなり大きな穴でであることは、注水量を大幅に増やしても温度低下が大したことないことから分かる。
一方多少は温度が下がっているので、全くの空焚きではなさそうだ。
格納容器に漏れ出している燃料がどういう状態なのか実のところ分からない。
結局水素爆発あるいは水蒸気爆発がいつ起きてもおかしくない状況が続いている。
この状況で、現場に作業員を行かせたことは、「決死隊」であることは明白だ。
文字どうり命がけの作業をされている方々に、言葉が無い。
無事をお祈りするしかないと思う。
窒素を導入することが難しいようだ。
三号炉が一番「チャイナシンドローム」に近いということに変わりは無い。
ここまで来たら、私も「根拠なく、爆発は起きない」と信じることにした。





死ぬまでは、生きている。