桜の宮高校 生徒暴行致死事件について思う事。

 桜の宮高校の生徒暴行致死事件において、「体罰」、「いじめ」という言葉をマスコミが使う。
「暴行」「傷害」という言葉を使うべき時にである。
 マスコミが訴訟を恐れ、無難な言葉を選ぶ「聡明な」経営判断をしたつもりなのだろう。
 警察も今のところ慎重な捜査をしているにとどまる。
 どう考えても、殺人事件なのにである。
 学校も教育委員会も行政も機能していない。
 警察が動かなければ司法は、参加さえできない。
 これは、我が国で無法状態が成立していることを示している。
 全員参加でリンチが合法化されている状況だ。

 これが我が国の麗しき文化であり伝統の本質である。
 大したことない国だとつくづく思う。