諫言と切腹

アナクロニズムと思う人が多いと思う。
しかし、「組織」がありそれを取り巻く「環境」がある限り、「諫言と切腹」は不可避に思える。
特に「組織」が「危機」に瀕している時、ほとんど必然だろうと思う。
この現象は、「危機」を糧に成長し、「危機」の回避とともに消滅する。
外部環境の「悪化」を検出するセンサーといっていい。
この「データの激変」をどう解釈するかで、組織の存続が決まる。
組織にとっては、最重要な判断をすることになる。
民主党」という組織が、政権党から脱落する可能性は、多くの「諫言と切腹」を生み出す。自民党も同じだった。
今、われわれはこのアナクロニズムの時代にいる。
海江田氏が首相になるのが、ある意味「自然」に見えるのは、そのせいだと思う。