続アメリカと銃

一応肯定的な価値として、真、善、美という事になっている。でこれに「死刑」を組み合わせる。
真実でなければ、死刑。善くなければ死刑。美しくなければ死刑。
真実であるが故に死刑、善いが故に死刑、美しいが故に死刑と比べれば、対比がはっきりする。
真実かどうかよくわからない。良くも悪くも無い。美しくも醜くもないは、どうなるのだろう。
この線引きの権限を個人に委任するか、集団に任せるか?集団に任せるにしても、宗教か道徳か法律かによって分かれる。いずれしろ、個人的な死刑、宗教的な死刑、道徳的な死刑、法律的な死刑が存在している。
ショッキングな例として、よく挙げられるのは「名誉の殺人」だろう。家族による「死刑」である。

wikから引用
「名誉の殺人(めいよのさつじん、honor killing)とは、女性の婚前・婚外交渉(強姦の被害による処女の喪失も含む)を女性本人のみならず「家族全員の名誉を汚す」ものと見なし、この行為を行った女性の父親や男兄弟が家族の名誉を守るために女性を殺害する風習のことである。イスラーム文化圏では同性愛者も対象となる。
殺害方法は家族会議で決定される。例として、絞殺や火あぶりなどが挙げられる。殺害方法を決定する家族会議には母親・姉妹も積極的に加わることも珍しくない。
名誉の殺人においては、例えどのような理由があろうとも婚前・婚外交渉は許されないことだと考えられており、自分の娘を殺してもその地域においては家族の名誉を守った英雄として扱われるという。
 2008年には、イラクのバスラで、占領軍兵士と仲良くなったイラク人女性が、父親と兄の手により絞め殺された。父親はインタビューに対し、イスラームの男として、父親として、自分と家族の信仰と名誉を守っただけであり、警察も地域の友人も自分を賞賛してくれたと述べ、さらに娘のような恥さらしは生まれてすぐ殺してしまうべきだったと述べ、改めてこのようなふしだらな娘は殺されて当然と主張した」