続アメリカと銃

真、善、美に今度は、警察を組み合わせる。真実を守る警察、善を守る警察、美を守る警察。
まず、防犯を呼びかけ、事件があれば、容疑者を絞り込む。容疑者の中から真犯人を見出す。自供を引き出し、証拠を揃え、起訴する。当然冤罪もある。証拠も信頼できるとは限らない。有罪になれば、最高死刑から罰金刑を科せられる。
真実に虚偽が混じると事件になり、その虚偽を排除するルールが追加される。善きものに悪が混じると事件になり、その悪を排除するルールができる。さらに、美しいものに、醜いものが混じると事件になり、その醜さを排除するルールができる。
警察は忙しくなる。
社会を安定させ、価値を保証し、安心と安全を確保する必要があるのだ。
もしこの根幹が揺らぐと、人は何も信じれなくなり萎縮し、社会そのものが維持できなくなる。何も流通しなくなる。
経済的にはハイパーインフレのようなものだ。
まがい物ではなく本物は存在するのだが、流通しない。
食べるものがあっても、餓え死にする。
本物と偽者を峻別する「警察」が、いないとそうなる。
「警察」が偽者だったら、もはやどうしようもない!!

のだろうか?