バドミントン

ラリーの公理を変更してみた。
ラリーの公理の適用が3回を超えた適用は、二回とみなせるという公理に変更する。これにより、3回以上の例えばクリアー合戦になっても「矛盾」はしないが、「回数」がリセット可能になる。ここで、素数と似たような「基礎的戦略」を定義する。この「基礎的戦略」にはクリアー合戦の後、隙をついて別なパターンで勝つ場合を全て「同値類」として含ませることが可能になる。細かな工夫だが、これにより公理の制限を緩和して似た勝ちパターンを「定石」として描写可能になることが期待される。
具体的な現象を公理レベルの抽象に反映させるのは結構いい感じがする。昨日改良した公理を意識しながらバドミントンをしたら、何となく気持ちに余裕が持てた。
 精神論や心理学の応用も効果があるだろうが、こういう公理化も表面的な矯正や指導よりもフィードバックとして有効な気がする。
具体的なプレイのなかで、この公理を使えばこの抽象性に慣れてきて「応用」が利くような気がする。
昨日は、今までにない広くて高い視点からバドミントンが俯瞰できた気がした。ラリーの流れが見えた感じだ。これは、結構役に立つような気がする。
抽象的な思考は慣れると、むしろ個別のことに振り回されなくなり判断が早くなる。これがプレイに余裕を生むのだろう。昨日はなかなか愉快だった。自由な感じとか解放された感じがした。