2009-08-09から1日間の記事一覧

何でも鑑定団と裁判員制度

不謹慎だとは思う。 しかし、骨董の値段の鑑定と値付けの問題と、殺人の事実認定とその量刑の問題は、非常に似通った困難に出くわす。 今回の裁判では、事実認定については、争いが無かったから良かったものの、「冤罪」の危険は常に付きまとう。 骨董品でい…

畏れ

近代が失ない続けているいるものは、何か? それは「畏れ」だ。 全体への畏れだ。 「神」といってもいいのだが、ワケが分からないだろうから、「全体」ということにしておく。 人間なんか、部分なんだ! 部品なんだ。 それは少しも情けない状態、惨めな状態…