謝罪。モーエンさんごめんなさい!

 私は、このブログの最初の方で、自分のスタンスを以下のように書いた。
「ただし、当方、まったくスピリッチュアル系ではない。むしろ、逆。
オカルトだの心霊だのは、くだらない選良意識の発露(現実での無力感の裏返し)以上ではないと思っている。つまり、坊さんとかそれの紛い物。
何もそれらしいことは一切起こらないことを証明するために、実践するつもりである。」
これに対して、唐突ではあるが、結論を述べる。
ブルース・モーエンの言うことは、真実である可能性が極めて高い。つまり、彼に対して、坊さんとかその紛い物といったこと、さらに選良意識の発露(現実での無力感の裏返し)といった非難は、的外れである。これが結論です。
 仮説とはいえ、失礼なレッテルを張り、不当に貶めたのはやはり申し訳ない気がしている。
 大変な失礼を申し上げ、真に申し訳なく思っています。私、まったく間違っていました。ごめんなさい。
 「宗教は民衆のアヘンである」といった唯物論のカール・マルクスの言葉に幾分か引きずられたのだと思う。
 なぜ、こうした突然の「転向」あるいは「回心」することになったかの理由を以下に示す。
 昨日、二回目の救出エクササイズを行った。モーエンさんのシナリオ通りである。二回目なので、少し余裕があったと思う。念入りに準備をした。相変わらず、ヘルパーを呼んでも現れない。何度も、お願いしてもそれらしいイメージが来ないのだ。
しかし、最後に「領収書」のようなものを渡された感じがした。その紙に「手」が付いていたので、これを持って行けというメッセージだと思った。きっと後で何かの役に立つのかなと思って保管することにした。とにかく助ける人のところに行こうというつもりになって出発した。ヘルパーがいるつもりで出発した。
 すると、石ころが転がっている道にいた。道の先の方から一人の若者が歩いてきた。兵士だと思った。戦闘で死んだのだと思う。私はそのとき、ひらめいた。さっきの「領収書」を、この男に渡せばいいと思ったのだ。
この「領収書」は実は「除隊命令書」でこれを渡せばこの若者は納得すると閃いた。
私は、なぜか上官の扮装をして、彼に近づくと君はもう除隊していいよとこの紙を渡した。君をふるさとに送り返すから、この自動車に乗りなさいと私は命令した。
彼は、ぽかんとした顔をしたが、すぐに車に乗った。この車はヘルパーが運転していて、ヘルパーもちろんそれらしい格好をしていた。上手くやってくれているのだ。
 この車が面白い。真っ赤なハマーだ。すごい派手な車なのだ。しばらくこの車で行くと、やがて知らない間にこの車がモーターボートになって、海を疾走している。そして、前に白い道が出来ると、このボートは空を飛びはじめる。雲を突っ切って飛ぶ。
そして、雲の上にディズニーランド風の白いお城が見えた。ここかなと思うと、どうもここではないらしく、モスクのような丸屋根の寺院についた。タージマハルのよう感じだ。親が出てくるのかなと思っていたら、従姉妹が迎えに来ていて、再会を喜んでいるようだった。
この若者は、アラブ系の人かもしれない。
 それを見届けて、私はヘルパーと二人になった。ヘルパーにどこか面白いところに連れて行ってくれと頼んだ。するとしばらくして、とてもいいところに一人でいた。
 それは、山に通じる坂道だった。周りの自然がとても美しく、キラキラ輝いている。とても気持ちがいい場所なので、山の頂上の方に向かって歩き始めた。故郷の山とそっくりだが、まるで違うとも分かっていた。
 何も考えない最高の気分で歩いていると、山の方から一人の中年のおばさんが歩いてくる。私は、ちょっと興奮して、握手をした。温かい手だったのでそういうと、相手のおばさんもあなたの手も温かいといった。それから、私は我慢できなくて、そのおばさんに聞いた。「あなたは、ヘルパーですか?」と。すると、期待に反して彼女は「いえ、違います。私は、プロの占い師です。」というのだ。私は、がっかりした。なんだ、ヘルパーじゃないのか!それから、彼女とは別れて、先に行った。すると、今度はヘルパーにあった。まず、一人それから次々と何人ものヘルパーと握手した!!そのときは鮮明に覚えていたのだが、今思い返すとよく顔が思い出せない。身内はいなかった。宇宙人もいない。普通の人達だ。しかしいろんな人がいたという印象はある。
最後の一人だけは、印象的で、白い服を着た1.8メートルはありそうな長身のインド人の青年だった。彼はがっしりした体をしていた。何か喋っていた。残念ながら、内容は覚えていない。
さらに、この場所には、無数の人がいた。さながら、休日の巨大モールのような場所で、数万規模の人が行きかっている。お店のような、娯楽施設もある。
皆、生活臭はまるでなく、親切な人達という感じだ。頼めば何でもしてくれそうな感じがする。
なぜかというと、彼らに何かやらなければならない「義務」というものが「無い」からだと思う。だから、頼むと断る理由がないのだ。数千の親切の塊が歩いている。
 これはモーエンさんのヘルパーに関する印象と正確に一致している。
 これだけのヘルパーがいれば、大抵の救出は可能だろうと思う。
 私は、少しこの場所のお店をのぞいたり、ぶらぶらした。
 それからはしゃいでいたのだと思うが、私がバク転をしたら、この世に戻ってきていた。
 バク転すると戻れるらしい。
 ヘルパーについて、モーエンさんは、かなり控えめに書いている印象がある。彼らは、巨大な街を形成している。そこで、想定されるあらゆる「死」が救出されると思われる。一人とか二人の守護霊といったレベルではまったくない。
 上記の文章を公開すべきかどうか実は悩んだ。内容が内容だけにどうなのだろうと躊躇したのだ。しかし、事実であり、経験したことだということは、打消しようがない。
さらに、モーエンさんは直接は知らない人とはいえ、失礼なレッテルを貼り、ブログで公開したことは、やはり申し訳ない気がする。
だから、隠さずあったままを書くのが、責任にとり方として正しいと判断した。
 あなたは頭がおかしい、洗脳されたのでは、分裂症か、幻覚、妄想、自己暗示。
 何といわれても甘んじて受けることにした。
 どだい他人がどう思うなどどうでもいいことなのだ。
 「けれども地球は回っている」といったガリレオの気分である。
 テレパシー実験を再開しようかと思う。
 人によっては、本当に伝わるのではと、今は「本気」で思っている。
 たった一回の経験で、ここまで言うかという気持ちも依然として強い。
 ただ、ここまで意識的に夢の中で出会い、コミュニケートしたことは、初めてだということは間違いない。しかも、それはモーエンさんのシナリオとエクササイズのお陰以外ではありえない。
 このブログは、高校生がバイトでマックのマニュアル通りそれなりに一生懸命仕事をするという程度の軽い入れ込みではじめた。
 で、この結果を得た。
 この事実は動かせない。
 やはり書き留めておくべきだろう。