試行錯誤1

昨日、プチ断食をし、回転寿司で食べまくる想像をやってみた。あまり味がしない。あら汁が少しリアルな味と臭いがした。ケーキも今ひとつ。
そこで高校時代に通った中華料理屋さんのスープとかチャーハン、八方菜を想像するとこれが意外とリアルな味や臭いがする。
想像的知覚の訓練としては、いつも飢えていた高校生あたりの食生活を思い出すとよさそうだ。
自分で買ってきた安い豚肉をこれまた市販の焼肉のたれで焼いたときの少し甘すぎる味や臭いや音までリアルに感じられた。
想像的知覚の活性化には、結構有効ではないかという結果を得た。

想像的知覚というと幻覚とみなしがちだが、どうなのだろう?
実際の物質による刺激に反応し、識別するのが知覚ということになっている。
それはそれでいいとは思うが、仮に水が不足しているとする。
あたりに水の気配も水の音も水の臭いもない。
当然、我々は、水の幻覚に襲われるだろう。無いはずなのに、水の音がする。無いはずなのに、少し水の臭いがする。水のあるように見える。
中には、その幻覚に促されて、ある場所を掘り返すかもしれない。あるものは、水が湧き出る場所と思しきところに移動しようとするだろう。
もちろん幻覚なので、ほとんどの者達はむなしく努力し消耗するのがオチだろう。
しかし、中には本当に水のあるところを掘り当てる、行き当たる人がいるのではないかという気もどこかでする。
あの根拠がないにもかかわらず、確実だという感触がともなう直感。
誰しもこうした不思議な知覚があるように思える。

昨日夢をみた。
毎夜お出ましのヘルパーが、トンネルを教えてくれて、大勢の人(?)が宴会をしている場面に連れて行ってくれた。
私は来る予定ではなかったらしかったが、みんな親切に自分の物を分けてくれようとした。
私は、迷惑をかけたくないと思って本当は欲しかったのだが欲しがらなかった。
こうした配慮が、私が、この世の人である証拠だろう。
言ってみれば、私は、寝ぼけて迷い込んでいる状態なので、からかわれているのだ。
美人のヘルパーが近づいてきて、これでも食べなさいとわずかなキャベツを分けてくれた。
もっと、ご馳走を期待していた私はがっくりした。実はこのとき「変だな」と気が付くべきなのだと今なら思う。しかし、そのときはがっかりしただけで、終わった。
ただ、合流はできたので、ヘルパーとの関係は、昨日よりは一歩前進している感触がある。
このブログの目標はヘルパーとの安定した関係を築くことにしよう。今、決めた。
救出作戦も一応やっている。
ちょっと、本当にあった事故の救出だったので、自分の記憶がでっち上げのような気がして、どうも書く気がしない。
これから、裏を取れるかどうか調べる。