投資効率

一般に金持ちの多い国での投資効率は低くなる。
大量生産大量消費が通用しないからだ。
いくら作っても、売るのに苦労する。
コストがかかる。
だから、多くの中流から下層の国民をもつ国への投資が効率がいい。
作れば売れる状況だからだ。
この理屈でいくと、金持ちの国からさほどでもない国への投資が促進されるのは、必然である。
国際協力とか親善とか援助とか平等とか平和とかとは一切関係なく、儲けようとするなら誰がやってもそうなるということだ。
もし、臆病な銀行家がこうした投資を躊躇するなら、彼は無能な銀行家としてさっさと更迭されるだろう。
実際には、中国への投資が示すように、原材料高を惹起し思ったようには儲からないが、あるレベルまでは儲かるのだから、そこまでは投資は進む。
こうしたプロセスを通して問題もあるが人類の生活水準としては上がるわけだろうから、総体としては、うまくいっている仕組みではある。

金がなくても、満足できる生活とか思いつかない限り、このことは妥当し続ける。

尿をろ過して飲む宇宙飛行士のことを思いだしながら、この文章を書いていた。
 
最先端技術を駆使した満足できる自給自足生活のイメージだ。

楽しそうだよな!

アレはアレで!