イケメンと芸人

最近の男の芸能人は、イケメンと芸人という二大カテゴリーに収束しつつある。
その結果として、イケメンの定義がぼやけてきて、これが?というのまでイケメンに分類される。そこで、イケメンの中で正統派に「王子」と名づけることに落ち着いたようだ。
また、芸人の方もこれが?という端整な顔立ちの男達も芸人に分類される。
世の中変われば変わるものである。
少し、軸を立ててこのカテゴリーを特徴付けてみよう。
まず、知性。
これは、芸人の方に軍配が上がる。
次、コミュニケーション能力これも、芸人の方が上。
親しみという意味でも芸人の方が上だろう。
面白さでも芸人が上だ。
収入は一概に言えないが、芸人がよさそうだと思う。
じゃ何がイケメンにはあるのか?
性的魅力だろう。
これは、芸能界ではその他のメリットをはるかに凌駕する価値がある。
一方絶滅が危惧されている種族がいる。
顔がいまいちの演技派とか個性派とか知性派とか言われた俳優や、声はいいが顔がねという歌手たちだ。
彼らは、今や芸人になるか、整形でもしてイケメンの端くれになるしかない。
芸がビジュアルを凌駕した時代は、今や過ぎ去ろうとしているようだ。
男は万事ミタメである。