責任能力

責任は自由を前提にしている。
しかし、多くの心理学の実験が示しているように、われわれはいついかなるときでも、正しい判断を下せるとは限らない。
心理学と言わなくても、人生を振り返れば、酒を飲むとご存知の通りだし、、権威筋の意見に判断をゆだねる、経済状況が人を鬱状態に追い込み正しい判断どころではない。
見栄もあれば、ねたみもある。
思い込みもあれば、勘違いもある。
人には、思った以上に正しい判断をする自由はないと考えるべきだろう。
いつも正しい判断をするべきだと思われている職業といえば、裁判官、検事、警察、先生などが思い浮かぶ。
要するに、公務員である。
裁判とは、相対的に恵まれた人間が、相対的に恵まれない人間に罪を負わせる仕組みと言えそうだ。
結論は、最初からわかっていた!!