ケーススタディー

ある個人に焦点を当てて、研究する。
日記をつけるのではなく、研究と名のつく以上、個人に現象する普遍的なものと個別的なものを区別することになる。
とはいえ、かなり個人的なことと思われる事の中に、普遍的な現象をしばしば見出すわけだから、この普遍と個別の区別はなかなか難しい。
ま、それはそれでいいとして、
臓器移植の問題を例にして、少し思うことを書く。
病気になる。
我慢する。
そのうち直る。
直らない。
薬を買う。
直る。
直らない。
医者に行く。
直る。
直らない。
坊主に相談。

これは、個人の問題あるいはせいぜい家族の問題、あるいは医学、薬学、宗教の関係者の間での問題として扱われる。

病気でお金がないとなると少し展開が違う。
保険屋さんが登場。
国保の登場。
しかし、それでも足りないとなれば、募金をするしかない。