復活、自民党!!

自民党から民主党への政権交代ばかりが注目される選挙になりそうだ。
それは、それでいいと思う。
一方見落とせないのが、自民党の復活の始まりだ。
都議選の流れが続く前提だと、民主党は肥大し、自民党はスリムになる。
早い話が、今回の衆院選自民党のベテランと若いというだけの議員は落ちるということだ。
この選挙戦の洗礼を受け、しぶとく生き残った中堅の自民党議員が、今後の自民党の復活を主導することになる。
責任が外れるので、民主党に対抗するための思い切った政策のスピーディーな展開もできる。
「あら探し」もやり易くなる。
また、スリム化されるので、似たような経験と考え方の集団に純化されるのだ。
この逆風下で「公明」の支援ももはや期待できない状況が生まれる。
しかもマスコミに顔が売れているわけでもない。
それでも勝ち上がれるとしたら、それなりの「正味」があるからだ。
それが、政策に「凄み」と「説得力」を生む可能性が高い。
変な話、今回期待しているのは、私の場合、民主党より今後の「自民党」の方である。
ナイナイという声もするが、肥大し、ばら撒くだけの政権では、持続可能とはいえないだろう。
何れにしろ、選挙にはいく。
その日の気分だが、やっぱ民主党に入れるのかなーと思ったりしている。