成長戦略

成長戦略にとって、コンテンツをどうするかという問題は利幅があるので、考える必要がある。
音楽も建築も絵画も小説もゲームもアニメもおよそコンテンツといわれるものには、作者という者がいる。
一人の天才とそれを支える職人集団という図式だ。
天才の作品の周りにはファンという消費者が群がっている。
一人の天才ではなく、二人、三人、五人とチームで作品を作り上げるケースも存在する。
天才というものを、着ぐるみのミッキーマウスと思えば、どうも天才というのは、時代の波紋が想定する特異点に付けられた名称だと思う。
この天才性というものを考える必要がありそうだ。
何も無いところから天才が湧き出してきたワケではない。
ただ、そう見え、そう考えたがっているだけのように思う。
脱会入会が自由な匿名的創作集団がメガヒットを連発すれば、この手の神話はかなり薄まると思う。
作品の製品管理や評価さえしっかりしていれば、天才は作られるものだと証明できる。
連歌なんかの前例もある。