全てが自然数の世界

1,2,3,4,5,6,7・・・といった自然数の世界を考える。
そこには、零という難しい概念はない。
ないものは、無いのだから零などというものがあるわけが無い。
零がないので、マイナスという洗練された考えも無い。
無理数というものは、無理なのでルート2などは、1か2で代用する。
もちろん、円周率は3に決まっている。
なんとなく牧歌的な小学生低学年のにおいがしてくる。
手持ちのカードの中で、比較的近いもので「間に合わせ」ようという魂胆のようだ。

しかし、幼児的な架空の世界のようでいて、結構リアルな感じがする。

これこそ「行政」の世界に「近い」世界ではないかと思う。
「行政」的な議論で変だと思うのは、高等数学の問題を算数的に解こうとしているところにある。

とにかく、とりあえず「間に合わせ」ようということのようだ。

虚数という数を使って解けない問題があるのにね。