北方領土問題を現世代で解決!

ご存知とは思うが、北方領土返還を声高に主張する右翼は、基本的には、アメリカの対露政策の手足として機能していた。
しかし、ソ連崩壊後、アメリカのロシアに対するスタンスは変化した。
オバマ以後なおさらだ。
圧倒的国民の支持の元に成立した鳩山内閣は、この前世紀の「遺物」を相互の国益を最大化する形で決着させる環境下にいる。
日本からの資金や技術は魅力だし、ロシアの資源は日本にとって魅力的だ。
平和条約を締結し、軍事的緊張が緩和され、経済交流が活発になれば、双方にとって莫大な利益になる。
これに比べれば、正直、領有権などどうでもいい話なのだ。
今のままでは、誰も得をしない。
幕の引きどころに達している。
ロシアに日本車をもっと売るためにも、さっさと片付けて欲しいものだ。