倒産した自民党の再建策

自民党日航は似ていないかと思う。
どちらも実質破産したわけだが、何とかしようともがいている。
かっての栄光は「今は昔」
その栄光がそっくり「負債」としてのしかかる。
日航の場合なら、
一度潰して、有限責任を利用し、借金をチャラにする。
それから、いいとこ取りの新会社を立ち上げてそこにお金を回す。
債権者の側からは言えば、債権放棄だが、新会社の新株の割り当てでももらってを「ガマン」してもらう。
いい時もあったんだから、これぐらいガマンしてよということ。
潰したら、元も子もない。
国民の「視線」は「硬く」、「冷たい」ことも似ている。
では自民党の再建も同じ経過をたどるとしたら、
不良債権部分と優良債権部分を分離する必要がある。
不良債権部分とは、公共事業部分、族議員、派閥のお年寄り達
優良債権部分とは、財界、地方組織だろう。
新生「自民党」は、優良債権部分への一定の関与を不良債権部分に許容する必要がある一方、いい時もあったんだから、これぐらいガマンして。
国民の「視線」は「硬く」、「冷たい「と支持者を説得する必要もある。
こう考えると、今の自民党には、「再建スキーム」があるのだろうかという疑問が沸く。