ちょっと理解できない言い方

ちょっと理解できない言い方に、エコポイントは需要の先取りであり、その政策効果に疑問があるという言い方だ。
ここで「需要の先取り」というのが、ワケが分からない。
言いたいことは、エコポイントによって、潜在需要が顕在化しただけで、需要の新規な創造ではないといいたいようだ。
買い替え需要の前倒しでしかなく、いずれ反動で息切れするといいたいらしい。
それよりは、まったく新しい事業創造にエコポイントのお金を使った方がいいということらしい。
省エネ家電という市場の立ち上げにエコポイントは有効であり、その目的を達成したらさっさとやめて、次の未来の家電市場の立ち上げにシフトすればいいだけのことだ。
潜在需要を固定的に考えるところが、変だと思うし、大体「去年の服」は「着れるけど、今年は着れない」という資本主義の原理から需要は決まるのであってみれば、エコポイントは販売促進として大成功だったことになる。
次に売れそうな商品をいち早く開発するメリットを考えれば、需要の先取りとは、未来の先取りであり、批判は的外れな気がする。
なんとなく、もっともらしいが胡散臭いのだ。
私は、ポイント制支持派です。
重要な政策手段だと思う。