待ったアリ!

人生は、真剣勝負なので、普通「待ったナシ」ということになっている。
だから、ささいな失敗が命取りになる。
面白いと思うのは、勝負手を打ち込んだ瞬間「間違い」が「ひらめく」場合がある。
散々考えて、勝負をしたはずで、まだ勝負はどうなるか分からないはずなのに、これは「失敗」だったという確定した未来が襲ってくる。
勿論、本当に強い人は、勝負をする前に勝てると「ひらめく」のかもしれない。
ただ、人生は長いので、待ったナシというよりは、待ったアリというのが現実に近いと思う。
悔いの多い人生で、あの時、別な選択をすべきだったと思うこともあるが、今となっては、その後修正すれば「挽回」可能なことばかりだと気が付いた。
「あ、これはチガウ」とヒラメイたら、直ちにやめるのが上達の「コツ」だと思う。
遅ればせながら、間違いに気が付くというのは、明らかに「才能」だ。
スピリッチュアル的には、ハイヤーセルフとか神とかいう。
天啓。
実にそんな感じのする瞬間というものが、人生にはあるし、必要だとも思う。